洋書をAudio Bookで聞く

洋書をAudio Bookで聞く


昨年初めてiPODを買い、自分の中で大きな発見がありました。それは学習スタイルとして視覚(見る)よりも聴覚(聞く)に頼ったほうが集中できるということです。

本を読むのは昔から好きで今でもジャンルを問わず週に1-2冊読みますが、つまらない話が続いてしまうとたとえその先が面白いと言われても途中で挫折してしまいます。挫折率は3割程度。あまり根気がありません(笑)。買った本の3割も読み終わらないのはお金がもったいない。何とかならないかと常々思っていた中、ちょうど一年前同業のアメリカ人が本を読む代わりにAudio Bookで聞いているという話を聞き、これだったらどんな本でも一応読み終えることができるかもと思い、それだけの為にiPODを購入しました。

Audio Bookとはご存知だとは思いますが、朗読された本の音声ファイルを指します。つまり本を読むのではなく聞くのです。Audio BookはAudible(http://audible.com/)というサイトでダウンロードできます。全て洋書になりますが、私が入っているプランは月1冊ダウンロードする権利と追加購入分については20%割引されるプラン。これで月$14.95を払います。Audio Bookは長いもので短いもので2時間、長いもので30時間程度で平均が6時間くらいだと思います。

私なりにAudio Bookの良いところをまとめてみると:

  1. 走るなど運動をしながら本を読むことができる
  2. つまらないところはそのまま聞き流して面白いところだけ集中すればよい
  3. 英語リスニング力を磨くことができる
  4. 日本で売っていない・翻訳されていない本を聞くことが出来る
  5. 本を買うより安い・すぐにダウンロードできる

私は一日1時間時間を作ってAudio Bookを聞くようにしています。オーディオブックを聞くだけの為に二駅手前でおりて歩いたり、週2回10キロ走ったりと、健康の為ではなく本を聞くためだけの為に運動しています(笑)。というのも、私の場合少し変わっていまして、動いている時のほうが話しに集中できるのです。逆に電車の中で座って聞いていると気が散ってしまい、集中できず寝てしまいます。つまらないところは聞き流し、面白いところは集中して聞く。本屋に買いに行く必要はなく、わずか3分でダウンロードできる。オーディオブックを聞くようになってから本を読む(聞く)量・読破率ともに大きく向上しました。

過去一年にダウンロードしたAudio Bookはビジネス書を中心に35冊。大体NY TimesのNon fictionでベストセラーになっている本は制覇しました。しかも1冊以外全て読破というか聞破しました。また、聞いた本のうち15冊は実際に本を購入してしまいました(写真参照)。というのも面白い話はレッスン教材にしようとしていまして、その際、Dictationよりも買った方が作りやすい。まあ、「会社の経費で買えるからいいや」なんて。。。上記サイトは全て洋書ですが、和書でもFeBe(http://www.febe.jp/top/index.html)というサイトでダウンロードできるそうです。iPODをもっている方は是非挑戦してみてください。


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