自由研究が自由な発想を奪っていく

自由研究が自由な発想を奪う都内の有名私立中学校に通う子供を持つ友人から昨年聞いた話。

夏休みの自由研究。海に捨てられるプラスティックゴミを誤って食べ、死んでしまう海中生物の問題に興味を持ち、これをどう解決していけば良いか、2名のクラスメートと組み、共同研究することになった。

事件はその中間報告で起きる。発表を聞いた先生が、

“I think”より”How about”を使おう!

conversation_ballミーティング中、意見やideaを出すとその後に変な間(沈黙)が出来てしまい、『理解されなかったのではないか』とか『何か場違いなことを言ってしまったのではないか』と不安になる。」

という悩みを聞きます。そこでその人がどんな風にグローバル会議で意見やideaを入れているのかをチェックしてみると、一点気づくことがあります。

何かideaや意見を入れる時、“I think…”から発言を始めている。

「教え方の神」に学ぶ、生徒の集中力を掴みづつける技

Yiorgos_Allayannis20年弱前、アメリカにMBA(経営学修士)留学した時に、「教え方の神」と呼ばれるファイナンスの教授がいた。

授業時間は90分。クラスが始まる数分前に、コーヒーを持ちながらフラフラと入ってきて、雑談しているうちに、催眠術にでもかけられたかのように、どんどん深い集中状態に入っていく。そしてその集中力は一瞬たりとも切れない。

「はい。今回のdiscussionは終わり。」と言われて、一気に現実に引き戻され、「もう90分経ったのか?」と驚く。あまりにも過集中の状態が続いていたので、終わった後、ドーっと脳が疲れる。

何か聞かれたら聞き返えす習慣をつけよう

ask_back外国人:"What do you think?"
日本人:"I think ***.”
(沈黙...)
外国人:”What do you think?”
日本人:”I think ***."
(沈黙...)

「普通に英語で意見を言ったりコミュニケーションを図ることは出来るが、会話がなかなか発展していかない(続かない)。」という相談をよく受けます。

賛成出来ない時こそ会議で貢献するチャンス

disagree「会議で相手の言ったことに賛成できなくなった瞬間に集中力が切れてしまい、参加しようとする気持ちが萎えてしまう」

という相談をよく受けますが、私は

賛成出来ない時こそ会議に貢献するチャンス。発言しないとダメ。

と伝えます。すると

心理的安全性のない職場ではイノベーションは起きない

psychological_safety「社内での学び、イノベーション、成長を促す環境を作るには、リーダーはまず、fear (恐怖心)を従業員から取り除くことからはじめなければいけない。」
- Amy C. Edmondson (ハーバード・ビジネス・スクール教授)

もう20年以上も前の話になりますが、銀行員としてキャリアを始めた頃、教育の意味であえてやられていたんでしょうけど、鬼軍曹みたいな先輩がいて、何をしても、とにかく怒る。「何故出来ないのか?」と詰められても、目の前で威圧されては考えなど出てくるわけはない。結局黙って申し訳なさそうなオーラを出し、嵐が過ぎ去るのを待っていました。

英語の会議に参加できない4つの理由

japanese_communication「英語の会議に参加する為に、どのように英語力を上げていけば良いのか?」とよく聞かれます。私は英語力よりも

話の内容が分からなくなった瞬間に話し手を遮り、どこが理解できないのかを具体的に伝え、理解できるまで何度でも確認するスキル

を身につける方が大切だと答えています。すると

「英語力よりもそんな当たり前のことが何故大切なんですか?」

帰国子女の苦悩

帰国子女の苦悩帰国子女はグローバルミーティングなどで、日本人とネイティブとの間に入り、双方のbridge的な役割を期待されますが、それが機能しているケースが少ないように感じます。

Bridgeになるどころか逆にネイティブのように振る舞ってしまい、周りの日本人を置いていってしまっているケースの方が多い。以前あるグローバル企業に勤める日本人が

「せっかく英語によるミーティングが良いスピードで進んでいて、しっかりと参加できていたのに、帰国子女の人が入った瞬間、話すスピードが一気に上がり置いていかれてしまう。」

人生がチェスではなく、ポーカーである理由

chess_or_poker2Self-serving bias(自己奉仕バイアス)という心理学用語はご存知でしょうか。

全く同じミスでも、他人のミスはその人の判断力や実力不足のせいで起きるが、自分がミスは運が悪かったためと自動的に考えてしまう人間の習性からくる偏見。

2003年、メジャーリーグベースボールのワールドシリーズ第6戦。シカゴ・カブスは3勝2敗とホームゲームで王手を迎えていた。3-0でリードで迎えた8回表で1アウト。相手打者がファールボールを打つ。

学び方研究の第一人者が語る最も効果的な学び方

practice3スポーツにしても芸術にしても、うまくなるかどうかは「才能」で決まると子供の頃からずっと思っていました。しかしこれは違うのではないかという思いを年々強めています。

過去教える側のスキルに問題があるという記事をいくつか書いて来ましたが、今回は学ぶ側に視点を当てて、より効果的にスキルを習得する為にどうしたら良いかについて書きたいと思います。

何らかの分野で頂点を極めた人はどのようにしてそのスキルを高めて行ったのか。