話を遮るタイミング
「Active Listeningを見える化」の記事を読まれた方々から、同じ質問をよく受けます。簡単にActive Listeningを説明しますと、これは相手の話を聞くとき、内容を誤解なく理解できるように、絶えず相手にその内容を確認しながら聞く姿勢で、テニスのラリーのように”What do you mean by…?”,”Can you give me an example?”, “This is what I hear you saying…”などやり取りを行いながら理解を深めていくやり方です。私はこれを英語によるコミュニケーション方法の基礎と考えています。そしてどんなタイミングでも、何回でも話を遮って行うべきだと思っています。
この電話会議は1時間15分と結構長かったのですが、折角の機会なので全て聞き直してみました。しかし一人で聞くこと自体恥ずかしいのに、公開するとなるとその倍は恥ずかしい。「大塚は思ったほどではない」と思われた方、自信を持ちましょう(笑)!先日記事で書きました私のモットー”One risk, one day”の今日の1リスクはこれにします。
聞いてお分かりの通り、確認作業を頻繁に行っています。あまりタイミングを考えず遮ってもいます。しかし、全体を通して聞いて見ますと、確認作業を頻繁に行っている箇所と黙って聞いている箇所を比較すると、後者の方が多かったです。しかし話しているときはそんなこと全く意識はしていません。
結局、どのタイミングで止めて確認作業をするかどうかが大切ではなく、あくまで「内容を100%理解しよう」とし続けている過程で、理解できている部分は黙って聞く。そして、分からなくなったらその瞬間止めて確認するという原則は守っていました。
私は別にネイティブを目指しているわけではなく、英語はあくまでコミュニケーションツールと割り切って話しているので、とにかく聞くときは何が何でも話の内容を理解しようとし、話すときはどんなことをしてでも正確に伝えようという気持ちでコミュニケーションを図っています。私とSharon先生とは付き合いが5年以上経つので、ある程度以心伝心で通せる部分がある為、確認作業が少なかったのかもしれません。
千賀さんのいうリズムで話すことはあくまで必然的にそうなれれば良いことで、第一目標は当然どんなことをしてでも内容を理解し続けることなります。それにはやはりどんなタイミングでも、何回でも止めて聞くスタイルを取らざるを得ません。そのプロセスを経る過程で自分にComfortableなリズムが出来てくると思います。もちろん正解はありません。どちらにしてもまずは是非Active Listeningに挑戦して欲しいです。きっときっと今までと全く違った世界が見えてくると思います。
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