Apr 04
2012
4
comments
アルゼンチン行ってきました!
Imagination comes, works, when you are not trying, when you have a peculiar passive clarity.
-Brenda Ueland
3〜4ヶ月日本で働いて1ヶ月外国で働きながら充電するというノマドワーキングが果たして可能か。今回、約1ヶ月、アルゼンチンのブエノスアイリスにその調査を兼ねて行ってきました。
初日にiPhoneをなくしてしまい、出発前ヤフオクで買ったSIMロックフリーの携帯電話が現地で不良品と判明、仕方なくその場で安い携帯電話を調達するも何故か日本からの通話を受けつけない(会社宛の電話を転送出来ない)。さらに宿泊先のインターネットが故障。出だしから大きく躓きました。ネットがないとどうしょうもないのですぐにアパートを借りる手配をしました。
今回、出来る限り予定を決めないでその場の流れに任せてやろうと決めていたので、はじめの1週間だけ語学学校を申し込んであとは全くノープランでいきました。学校もスペイン語を習うというよりも友達を作るのが目的でしたので生徒の国籍や平均年齢、一クラスの人数、学校側で課外活動をプランしているか等を基準にネットで検索して3つくらい候補を絞り直接電話して一番良さそうな所を選ぶざっくりスタイルで決めました。
語学学校ではスイス、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ベルギー、ポルトガル、アメリカ、オーストラリアとヨーロッパから来ている人が多く、共通言語はもちろん英語。面白いことにみんな普通に英語を話しているのにすごいコンプレックスを持っている。”I’m sorry. I wish I had more English skills so I can communicate with you better.”と何度もいわれ、”No no. That’s not the point. Your English is perfect. We’re communicating, aren’t we?”みたいなやりとりが多かったです(笑)。
それにしてもアルゼンチン人は全く英語が話せない。日本よりひどい。事前に聞いていたので覚悟はしていたが、想像以上でした。当初、というより語学学校に通っている間は毎晩外国人と遊んでしまいましたがそのうち「アルゼンチン人は英語も話せず、いかに閉鎖的か」という話になり、「ん!?ちょっと待てよ」と。
思えば日本にいる外国人も全く同じことを言っている。これではまずいと思い、後半は出来る限り外国人とは距離を置き、アルゼンチン人友人をどう作るか考えました。ここ数年経済政策の失敗から3年前に比べ物価が倍増したと経済誌で読んでいたので、実際にどうなのかについて現地の人と話し、生の情報を得たかったし、現地のディープな世界を案内してもらいたい。
考えたのが「英語と日本語のネイティブスピーカーなので教えるよ。その代わりツアーガイドしてよ」みたいなpostingをあるサイトにしたり、スペイン語を学びたいNative English Speakerと英語を学びたいアルゼンチン人との交流会イベント等に出て少しずつ友達を作っていきました
するとイグアスの滝は行くべきだとか、行く際の注意しなければいけないことなど本当に親切に教えてくれる。またどこのタンゴショーがいいかを教えてもらったり、安く美味しい肉を食べられる現地の人しかいかないようなお店に連れていってもらったり、車で街を案内してもらったりするなど、閉鎖的どころかサービス精神旺盛。一度も騙されることなく、また恐い思いもすることもなく大いに満喫しました。
地下鉄の電車の中でいきなりハーモニカショーを始める人がいたり(こんな発想があったかと驚く)、新しい言語やタンゴを学ぶ体験したり(効果的な教え方について考えさせられる)、度肝を抜かれるタンゴショーをみたり(飽きさせないストーリー構成と絶妙の間の入れ方に大きくinspireされる)して今後のセミナーやワークショップに応用出来そうな発想が沢山出てきました。
やはり日本にずっといては新しい発想が出てこない。もっともっと違った環境で新鮮な体験をしたい。今回はじめの躓きが勿体なかったですが、次回はもっとスムーズにいろいろなことが出来そうです。次はどこにいこうか。考えるだけでワクワクしてきます。それにしてもタンゴはセンスなかったな〜(悲)。ビデオ取りされ、後で見返しあまりのお粗末さに愕然としてしまいました。このビデオは死ぬまでに処分しなければ(笑)。。。
Google+
4
4
comments