米トップMBA教授が考える「才能より大切なもの」

Nurturing Talentピグマリオン効果をご存知でしょうか。1960年代後半にハーバード大学の心理学者、ローザンタール氏が行った面白い実験で、「才能」について非常に考えさせられます。

この実験。まずカリフォルニア州のある小学校入っていき、ハーバード大学で開発されたIQテストを1年生から5年生まで、生徒全員に受けさせます。そして各学年上位20%の生徒達(intellectually blooming students)が誰かを先生に伝える。その後、毎年このIQテストを全生徒に受けさせ、この「特別な生徒達」が他の80%をどれだけoutperformするかをtrackingする。

1年後、特別な生徒は他の生徒に比べ約15ポイント、2年後でも約10ポイント高いIQ点数を出したといいます。これ自体別に驚くべきことではありません。しかし、その後ローザンタール氏は驚くべき事実を発表します。