人生がチェスではなく、ポーカーである理由


chess_or_poker2Self-serving bias(自己奉仕バイアス)という心理学用語はご存知でしょうか。

全く同じミスでも、他人のミスはその人の判断力や実力不足のせいで起きるが、自分がミスは運が悪かったためと自動的に考えてしまう人間の習性からくる偏見。

2003年、メジャーリーグベースボールのワールドシリーズ第6戦。シカゴ・カブスは3勝2敗とホームゲームで王手を迎えていた。3-0でリードで迎えた8回表で1アウト。相手打者がファールボールを打つ。

学び方研究の第一人者が語る最も効果的な学び方


practice3スポーツにしても芸術にしても、うまくなるかどうかは「才能」で決まると子供の頃からずっと思っていました。しかしこれは違うのではないかという思いを年々強めています。

過去教える側のスキルに問題があるという記事をいくつか書いて来ましたが、今回は学ぶ側に視点を当てて、より効果的にスキルを習得する為にどうしたら良いかについて書きたいと思います。

何らかの分野で頂点を極めた人はどのようにしてそのスキルを高めて行ったのか。

美談に騙されていはいけない


美談に騙されてはならない"Do everything because you never know where the great idea come from."
-Dale Dauten

1950年代の初め、Don Cooper氏は米キャンザス市の病院でインターンをしていた。するとある男性が身体中痛を訴え、病院に入ってきた。若いCooper氏が診察を始めると男性は急に怒り出し、終始非協力的で接してきた。そこでCooper氏はこの患者に必要なのは精神科治療であると診断。先輩医師と相談の上、まず精神安定剤の投与で落ち着かせ、その後精神科へ移つそうと決める。

危機意識、Creativity、チームビルディングを同時に開発するワークショップ


Scenario Planningシナリオ・プランニングというワークショップはご存知でしょうか。

3年前に友人でスタイリッシュ・アイディアというコンサルティング会社を経営している新井宏征さんから教えていただいたもので、社内の人間を10〜30人集め、10年後に誰もが起こらないと思っているような突発的な出来事をみんなで出し合い、起こる確率は低いかもしれないが起こったら自社のビジネスに大きく影響する出来事を2つに絞るところから始めます。

例えば昨年外資系化学品会社のChange Management Training

何故出来る人ほど初心者に教えるのが下手なのか


Teaching Beginners今更ですが、昨年の新年の抱負として、大型バイクのハーレーを買うと目標を立て、ちょうど一年前にバイクの免許を取りに行くことからスタートしました。

40歳を過ぎて中型二輪免許、その後大型二輪免許を取る。20年以上ぶりに教習所に通うことになりましたが、そこで大きく感じたこと。

教官の教えるスキルが低すぎる。。。

21世紀の悪夢


homo_deus1923年にノーベル文学賞作家のAnatole Franceと当時その美貌とダンスの才能で時代の寵児だったIsadora Duncanがある雑誌で対談。「私の美とあなたの頭脳を持つ凄い子供。想像しただけでワクワクしません?」とDuncan氏が尋ねたところ、「いや、私の醜さとあなたの頭脳を持つ子が出来ることを想像した方がゾッとする」とFrance氏は切り返したといいます。

この話。昨年読んだ本の中でぶっちぎりNo.1だったHomo Deus(Yuval Noah Harari著)という本の中に出てきた話。この本。10年前に「フラット化する世界」を読んだ時以上に大きな衝撃を受けました。Harari氏曰く

ミッションとパッションどちらの方が大切か


passion X purposeThe Power of MomentsというStanford大学のビジネススクール教授が書いた本を読んでていて、面白い話を発見。ミッション(本ではpurposeと表記)とpassionどちらの方が大事かという話。

もちろん両方持っていればいうことなしですが、従業員にどちらか一方を求めるとしたらどちらの方が良いか。UCバークレーのハンセン教授が行なった実験が面白い。

まず合計5,000人の従業員とそのマネージャーに対しアンケートをとる。質問例として

一瞬で考えをまとめ、伝え切るスキル


brain_shart「いま一番身につけたい英語のスキルは、ミーティング中に、コメントを入れたいと思った時、瞬時に考えをまとめ、淀みなく伝え切るスキルです。」

最近Global meetingでいかに発言・貢献していくかという企業研修をやっていて、どんなスキルを身につけたいかを聞くとこう答える人が多い。これが出来ないため、

「議論に飛び込むことに躊躇してしまい、その間、話が先に進んでしまう。結局発言できないまま、会議が終わってしまい悔しい。」

チームビルディングは遊びではない


team building私は日本企業のグローバル化教育に携わっていますが、外国人社員とチームビルディングをほとんどしない日本企業がとても気になっています。チームビルディングは遊びだと思っている。

海外出張に行く際、外国人チームメンバーと仕事だけでなく、少なくても午後半休を取って、一緒に観光や買い物、ハイキングなど個人的な関係を築く時間を作る。こういったことをほとんどやらない。

「何故やらないのか?」とある日本人に聞いたところ、「そんなことをしたらサボっているのではないかと上司に怒られてしまう」という。

クリエイティブな人ほど高い記憶力を持つ理由


記憶術記憶力とクリエイティビティは同じコインの表裏みたいなもの
- Joshua Foer

マインドマップ、記憶術、速読術を勉強したことのある人なら聞いたことあるかもしれませんが、その生みの親であるトニー・ブザンという人がいます。この人が記憶術に興味を持つまでのストーリーが面白い。ブザン氏曰く:

子供の頃、Barryという親友がいた。一緒に通っていた学校はクラスが教科毎、頭の良さに応じてA〜Dにクラス分けされていて、私は全ての教科、A(一番上)のクラス、彼は全てD(一番下)のクラスにだった。