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まずはちょこっと告知。2月14日(日)に「世界基準のCommunication Styleを学ぶ」というセミナーを行います。ちょっと新しいことを試してみたいと思っています。ご興味のある方はこちらをご覧ください。
When I went to school, I did not learn anything much except for the hidden message that every major problem in life had already been solved ... For years afterward, when confronted with a problem that was new to me, I ran for an expert. It never occurred to me ... that I might come up with my own answers ... The world is not an unsolved puzzle waiting for the occasional genius to unlock its secrets. The world, of most of it, is an empty space waiting to be filled.
--Charles Handy
最近読み終えました本の中で出会ったCharles Handy氏(経営思想家)の言葉に大変勇気付けられます。例によってスーパー意訳(笑)しますと
今、"If You Want to Write (Brenda Ueland著)"という1934年に書かれた本を読んでおり、いきなり序章の:
"Everybody is original, if he tells the truth, if he speaks from himself. But it must be from his true self and not from the self he thinks he should be."
という言葉に大きなInspirationを受けています。
これまでプレゼンやコミュニケーションを中心にブログ記事を書いてきましたが今回はWritingについて考えてみたいと思います。私には正式にWritingについて習った記憶がありません。小学校はアメリカの現地校に通っていた為に分かりませんが、中学・高校・大学と日本で教育を受けてきて、作文や読書感想文を提出した記憶はあっても、出した文章について指導を受けた記憶がありません。社会人(私の場合は銀行員)になってからも書いたものといえば前任者の書いた稟議書をそのまま写したくらい(本当です・笑)。そもそもWritingに相当する日本語が思いつきません。
誰もがuniquenessを持っています。しかし自分のuniquenessに気づいている人は意外と少ない。Creativity研究の代表的な本である"Uncommon Genius"の中で著者のDenise Shekerjian氏は「普段、自分が意識しないで普通に行っている、誰もが出来て当たり前と思い込んでいることの中に、uniquenessは隠れている。」と書いています。
前々回、私のuniquenessの一つに「普段我々日本人が無意識に行っているコミュニケーションの取り方がよく見える」と書きましたが、これがuniquenessであるとは昨年まで全く気づきませんでした。まさしくShekerjian氏の言う通りで、偶然が重なり、昨年突然大きな気づきとして現れました。
きっかけは、本を読むのではなく聴くというスタイルとの出会いからでした(詳しくは「洋書をAudio Bookで聞く」をご参照ください)。