May 21
2012
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常にDoerでありたい

-映画「処刑人(The Boondock Saints)」より
5/19(土)にPechakucha nightというイベントを行いました。pechakuchaとは20枚のビジュアルスライドを20秒自動送りで行うプレゼンスタイルで2003年に東京に住む外国人建築家が建築家同士仕事を見せ合う交流イベントとして実施。その方法がユニークでクリエイティブということで瞬く間に世界中に広まりました。
昨年、友人の石倉洋子さんがこのpechakucha styleをイベントに取り入れているのを見て、「これは面白い!」と現在年に2回行っているGlobal Communication Seminarに取り入れています。
仕事でもプライベートでも何でもいいのでまだ解決していない問題を持って来てもらい、pechakucha styleのプレゼンをまず行う。そしてその後20〜30分かけて自分でファシリテートしてみんなの知恵を借りて問題を解決してみる。当然それはビデオ取りされ、後で見直す。これが本当につらい。。。とてもじゃないけど恥ずかしくてみてられない。でも自分を客観的に見ることが出来ると自分の直したい癖や「次はこうしよう」という新たな発想が出て来る。これ以上勉強になるものはない。
既にこのGlobal Communication Seminarも3期の卒業生を出していますが、自分のpechakuchaプレゼンに納得がいかず「リベンジをしたい!」という声が多く出たので、どうせだったらオープンイベントとしてPechakucha nightを企画しようと今回実施しました。
やられたことのない方はイメージ出来ないと思いますが、このpechakucha style。本当に難しい。何しろ一度スタートしたらスライドのコントロールが利かない。基本的に文字をスライドに入れてはいけないので、スライドをノート代わりに出来ない。一度取り残されてしまうとスライドがどんどん進んでいってしまうので焦って頭が真っ白になってしまう。恐怖のプレゼンです。私も2度ばかりやりましたが1回は完全に取り残されてしまい、残念な結果になってしまいました。
さて、今回、15名募集した所、14名が応募。4名キャンセルが入り結局10名で実施。英語でのイベントでしたので私の外国人友人を多く誘いましたが、完全に逃げられました(笑)。それくらい恐いイベントです。
「参加ではなく是非見に行きたい」という問い合わせは沢山頂きましたが、全て断りました。冒頭の引用ではありませんが、どうせだったらdoer(チャレンジする人)達だけでやりたい。doer達だけで行うイベントは何とも言えない独特な空気感が出ます。一人でもtalker(批評する人)がいるとこの空気が台無しになります。
今回のテーマは”Inspiration.” 初めてのpechakuchaで途中躓いたり、経験者でも出だしで躓き、頭が真っ白になりかけた方もいましたが、そんなの関係ない。本気でチャレンジしている人達に囲まれると大きくinspireされます。みんなで何か大きなことを作り上げているのではないかという一体感を強く感じました。
私自身、今回のプレゼンで何度か言葉に詰まったり、話している内容が表示されているスライドを先行してしまったり、言おうと思っていた言葉が飛んでしまったりと超緊張状態でしたが、この何とも言えないライブ感がたまらず好きで、うまくいこうがいくまいがチャレンジした自分を褒めるようにしています。
自分の恥をさらけだすようですが、この緊張感を感じて欲しいと今回、自分のペチャクチャを公開することにしました。笑ってやってください。
talker(批評する人)ではなく常にdoer(チャレンジする人)でありたい。そしてそういった人達に囲まれ、何か新しいこと、ワクワクすることをしたい。クタクタになりましたが、あのメンバーとあの場所であの瞬間作り上げた独特なライブ感。テーマ通りとてもinspireされました。またやる予定ですので興味のある方は是非参加してくださいね!告知はフェースブックのページでします。
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