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「分からなければ『分からない』とはっきり言っていいんですね。これが一番の学びでした。」
昨年秋にある大手日本企業で2ヶ月(週1回、1回2時間)に渡り、Global Discussion研修を行い、終了後に受講生にこう言われ、また、昨年忘年会の席で以前行っていた一般向けのDiscussionクラスの受講生が、
「大塚さん所で一番学んだのは(英語というよりも)知らないことは、知らないと聞いていいんだということ」
だったと言われ、「え〜、そこ?」と驚きました。と同時にこれは、英語以前に世界をベースとして活躍する際に見過ごされている、最も重要な「スキル」なのではないのかと思うようになってきました。
ここ3年、受講生と一緒になって弊社の講師と実際のSkypeで行ったレッスン音声を聞くカウンセリングセッションを行っていて、皆さんグローバルコミュニケーション力があげていく過程で共通して3つの壁に当たることが分かってきました。今回はこれをまとめてみました。皆さんベースとなる英語力はTOEIC® で700点以上持っています。
最近弊社で行っているGlobal Communication Courseのカウンセリングをしていて、多くの方があることに勘違いをしていることに気付きました。それは「沈黙」に対する考え方です。
沈黙が出来る構図は大体同じ。【まずは何か聞かれる】→【思いついたことを言う】→【自分は話し終えたつもりが、相手が黙っている】→【焦る】→【自ら沈黙を破り、また話し出す】→【話している内に空回りし出す】