Case Study: 何故英会話ではダメなのか

Case Study: 何故英会話ではダメなのか


case_study今回は初のケース・スタディ!実際に弊社でレッスンを受講頂いている方の生のレッスン音声を、それを文字に起こしたスクリプトを見ながら聞いて頂き、いつもこのブログに書いています英会話とグローバルコミュニケーションの違いをより「見える化」していきたいと思います。

 
スクリプト(PDF)はこちらより御覧ください(必ず見ながら聞いてくださいね)。

上のレッスン音声を再生して頂くと分かりますが、英会話としてはほぼ完璧に出来ています。しかしQ&A形式の会話で且つ本人は常に答える側にまわっている。これではコミュニケーションとはいえません。そこで3分25秒過ぎにもっとengageするように注意を受けます。全音声は20分と少し長いですが、はじめの5分だけでもスクリプトを見ながら聞いてください。

スクリプトを見ながら聞いて頂きますと、英語力は十分以上持ちながら、コミュニケーションの取り方が分からない為に、会話が羽ばたいていかないことが良く分かります。以前Global Communicationの5つのルールという記事で書きましたこの4つめのルール(聞かれまで待つのではなく自らWhyを聞いていく)のところで躓いています。最後に私の所感(P.11)を書き込みましたのでそちらも是非参考にしてください。

尚、スクリプトに記載しましたコメントは「こういわなければいけない!」というつもりで書いたのではなく、どうしたらもっとengage出来るか、円滑なcommunicationが図れるかを具体的に知って頂く為に書きました。

ご自分の音声並びにスクリプト(コメント入り)を見てみたいという方はGlobal Communication Test(Skypeによる受験、25分)に挑戦してみてください!今後もこうしたCase Studyを出していきたいと思いますので感想・ご意見等お聞かせいただけるとうれしいです。


Posted by Masafumi Otsuka

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comments

    Mar 28
    2014

    たこべる

    最初はどうなることかとハラハラしました(笑)
    この後のフォローは大塚さんがされるのですよね?質問の意味を理解していなさそうな箇所がありましたが。この会話をはじめる前に模範回答となるような大塚さんとシャロンと会話してる場面を聞かせるなどをされたらどうですか?それから I seeの多用はちょっといただけない。この人に必要なのはリスニング(話の内容を深く理解して興味があれば質問を返す)だと思いました。
    私は電話でネイティブアメリカ人と初対面で話すとき、色々想像を膨らせますよ。何系アメリカ人だろうかとか?生意気?親切?とか色々なことを。相手もそうやって私のことを探っているのがよく分ります。そうしていくうちに、打ち解けていきます。

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      Mar 28
      2014

      Masafumi Otsuka

      たこべるさん いつもコメントありがとうございます!

      私とSharonとのやり取りは必ず終了後に送っています。また他の受講生の音声も参考にしてもらっています。ちなみに以下のリンクが私とSharonとの同じトピックでのやり取りです。
      http://manabi.st/download/6_loyalty_cards.mp3

      この方は早めの確認作業を行っていますし、I seeでもほとんど誤解なく理解出来ています。ただ “I see”だと伝わっていることが相手に伝わらない。勿体ないです。リスニング力(一発で聞き取るリスニング力ではなくちゃんと聞き返す方)はネイティブ同士でないグローバルな状況(今はこちらの方が多いです)十分に備わっていると思います。

      仰る通りでガンガンPersonalな質問をしていかないと相手が「私に興味ないの?」と思ってしまいます。皆さんPersonalな質問をするのが失礼に当たるのではないかと不安みたいですので、「どんなに自分がやり過ぎと思っても絶対に行き過ぎることはないですよ!」といつも言っています。突っ込んでいけるようになると人が変わったように会話が羽ばたいていきます!

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