ディズニー・アニメーションを復活させたBraintrustという魔法

creativity_inc私が初めてディズニー・アニメーションに来て驚いたのが、(各アニメを制作しているチームの上に)アニメ制作に一度も携わったことのないお目付役達がおり、予算・スケジュール管理に目を光らせ、アニメーター達を一挙手一投足縛っていることだった。
- Ed Catmull, Pixar Animation Studio社長

1994年にライオンキングで米興行収入ランキング1位になって以降、ディズニー・アニメーションは16年の暗黒な時代を迎えたといいます。リトルマーメイド、美女と野獣、アラジンと立て続けにヒット作を出し、アニメ部門の売上が急成長。この成長を維持する為にはより多くの映画を制作しないといけません。その為、新しいスタジオを4つ新規開設。予算・スケジュール管理がどんどん強化されていったといいます。