チームビルディングは遊びではない

チームビルディングは遊びではない


team building私は日本企業のグローバル化教育に携わっていますが、外国人社員とチームビルディングをほとんどしない日本企業がとても気になっています。チームビルディングは遊びだと思っている。

海外出張に行く際、外国人チームメンバーと仕事だけでなく、少なくても午後半休を取って、一緒に観光や買い物、ハイキングなど個人的な関係を築く時間を作る。こういったことをほとんどやらない。

「何故やらないのか?」とある日本人に聞いたところ、「そんなことをしたらサボっているのではないかと上司に怒られてしまう」という。

私は「グローバルミーティングでいかに参加・貢献していくか」という研修をやっています。英語研修の一環ですが、そこで良く言っているのが、英語さえできるようになれば何とかなると思うのは大きな間違い。それよりもっと大事なのがチームメンバーと個人的な関係を築くこと。

個人の関係を築いていれば、その人の英語力、コミュニケーションの取り方(癖)、個性など相手は理解してくれるので、多少英語に不安があっても、その人(日本人)がミーティングでちゃんと置いていかれないように外国人はきちんとフォローしてくれます。個人の関係が深ければ根回しも一部出来る。

先日、ビジネススクール時代のクラスメート(パキスタン人)がシンガポールより来日。米大手情報サービス会社の1部門を率いている彼女に今回の出張の目的を聴いたところ、東京のチームと一緒に富士山に登るために来たとのこと。「え〜、それだけの為に来たの?」と聞いたら、「それだけで大きな価値がある」とさらっといっていました。

英語教育に投資することはもちろん大切ですが、それ以上にチームビルディングに投資をした方が投資対効果が高いような気がします。

チームビルディングは遊びではありません。生産性を上げていくための重要な仕事です。こういったことに予算を取ること。勤務時間外ではなく、勤務時間中に組み込むこと。

最近外資系企業にチームビルディングの為のワークショップを依頼されるケースが多いだけに、こういう意識が不足している日本企業に大きな不安を覚えます。

関連記事
仕事の前のSmall talk(雑談)は何故大事なのか
優れた従業員は会社を去るのではなく直属の上司を去っていく


Posted by Masafumi Otsuka

Leave a Reply