Audiの悪夢

crisis management.jpg「トヨタ自動車が2009年、2010年に販売したカローラについて従来のフロアマットの問題に加え、新たに『スピードを出すとハンドル操作が難しくなる、走行が不安定になる』と米運輸省に150件以上の苦情があったため、同省が新たな調査に乗り出す」という今朝のNHKのニュースを見て、あるゾッとする事件を思い出しました。1986年にAudi社に起こった悲劇です。

事件は当時米国で人気だったドキュメンタリー番組(CBSの"60 Minutes")のある特集から幕を開けます。番組のタイトルは"Out of Control (制御不能)"。ある神父とその妻、6歳の子供、そして殺人を犯したある自動車(Audi 5000)が登場。息子を失った妻のKristi Bradosky氏のインタビューから始まります。

クリティカルとCriticalの違い

helping hand.jpg今回もまずは告知。2月19日(金)19時より私の母校のDarden Graduate School of BusinessのTokyo ChapterがCold Call Nightsというイベントを開催します。今回は一橋大学MBAの石倉洋子教授がDiscussionセッションをホストします。誰でも参加できます。詳しい内容とお申込みはこちらをご覧ください。

さて、今回の記事。「結局何が言いたいのかね。」、「君の話のロジック、よく分からない」と言われた経験はないでしょうか。私は何度もあります。今でも言われます。こういわれると何故か自分全てが否定された気持ちになる。しかし不思議なことに外国人にこう言われたことは一度もありません。何故か。。。