2重人格を演じる


dual_personality.jpg"...a language is not just a body of vocabulary or a set of grammatical rules. A language is a flash of the human spirit. It's a vehicle through which the soul of each particular culture comes into the material world."
--Wade Davis (人類学者)

どうも私の周りに竹中平蔵さんが嫌いな人が多い。しかし周りの外国人に聞いてみると、彼を悪くいう人は少ない。日本について書かれた海外の新聞や雑誌の記事には彼のコメントがよく引用されています。

「あいつ、何なんだ。欧米人かぶれしやがって。」こう言われる人を良く見かけます。私も一部の人にきっと言われているに違いません。特に帰国子女や国外でMBAなど留学された方や、外資系企業に勤め始めた方がこうして言われるケースが多いように感じます。12歳で帰国し、「彼は外人だから」といわれるのが嫌で嫌でたまらず、一生懸命日本社会に溶け込もうと努力してきた私としてはこれを聞く度に心が痛みます。

不確実な時代に安定を求める


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Uncertainty is the essence of life, and it fuels opportunity.
--Tina Seelig

「不確実な時代に安定を求める。これっておかしい。」先日友人とランチ時に何気なくいったら、「大塚さん、それは違いますよ。不確実な時代だからこそ安定を求めるんですよ。」といわれ、ハッとしました。そして、年初の週間東洋経済で「公務員」が名だたる一流企業を抑え、人気企業ランキングトップに立ったという記事を思い出しました。

  • 不確実な時代 → 従来と同じことをやっていては食べていけない → 何か新しい、今までなかったことに挑戦してみよう
  • 不確実な時代 → 何をしたら良いのか分からない → 確実に、安定収入の入るところにいよう

この2つのマインドの違いは何か。「不確実な時代」に「確実なところ」。なんだか頭がこんがらがってしまいます。そんな場所は果たしてあるのか。

教育と雇用のミスマッチ


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「募集されている仕事が全然埋まらず、失業率が高く推移している。もしかしたら求められている人材が教育されていないのではないか。」

今週号の英エコノミスト誌に米国に関する面白い記事を発見。アル・ゴアをノーベル平和賞にまで導いた映画「不都合な真実」の製作スタッフが今度は上記質問に挑むドキュメンタリーを作ったとのこと。

このドキュメンタリーの中にワシントンDCの教育長Michelle Rhee氏が市長の全権委任の元、「優秀な先生は給料を倍増させる。その代わりtenure(終身地位の保証)制度を止め、先生には業績に応じた給与システムを受け入れてもらう」ことを全米先生組合に提案するシーンがあるといいます。

もちろん組合は大反対。つい最近行われた次期市長を決める民主党の予備選において同組合は対立候補に約1億円寄付し、現市長は負け、Rhee氏と共に政治の舞台を去るといいます。そして組合にとってより好意的な市長が誕生する。