Book Club (英語の読書会)に出てDiscussion力を鍛えよう!

Book Club (英語の読書会)に出てDiscussion力を鍛えよう!


bookclub日本で日本語で行われている読書会と世界中で英語で行われるBook Clubのやり方を比較すると文化的な違いが良く出ていて面白い。

日本の読書会は事前に決められたテーマに対して、それぞれ参加者が紹介したい本を持っていき、紹介する形式で行われる。

以前「学生時代の自分に読ませたい本」というテーマで行った読書会に参加しましたが、参加者10人くらい、それぞれテーマに沿った自分のお勧めの本を持って行き、2−3分プレゼンしていました。日本の読書会は自分が興味のあるテーマに対し、知らない本に出会える楽しみがあります。

対して、英語の読書会(book club)は事前に決められた一冊の本を課題図書として読んでいき、当日は主催者がファシリテーターとなり、小説でしたら「どこのシーンが一番心に刺さったか」とか「主人公の**という場面での行動、モラル的にありかなしか」みたいな質問をされ、そこでその理由を含めDiscussionをする。深く聞いていくと「おお、そういう見方があったのか」みたいに、考えてもみなかった違った視点に出会え、楽しい。

The Bookseller of Kabul以前The Tokyo Ebisu Book Clubというスコットランド人が東京・恵比寿駅近くで主催している英語の読書会に出た事がありまして、そこで“The Bookseller of Kabul”というアフガニスタンの本屋を経営する一家を通じて、アフガニスタンの文化、「女性の社会的地位」や「スンニ派イスラム教徒の生活」について書かれた本をベースにDiscussionをしましたが、結構SensitiveなIssueでも意外とオープンに話されていて、良い刺激を受けました。

日本は「個」というよりも「和」で動くので、「個人としてどう見るか」よりも「日本人としてどうみるべきか」という問い方を優先する…

と前回のブログ記事「日本語で出来ないことは英語で出来るはずはない!?」で書きましたが、こう考えると、何故日本で行われる読書会は、Book Clubという形式ではなく、一つのテーマに対して自分が面白いと思う本を持っていくのか、何となく理解できます。

下手な英会話スクールに行くくらいでしたら、1−2時間、自分のドリンク代のみで日本にいる知的な外国人と英語を使ってDiscussionをしてみる。はじめはちょっと恐いと思いますし、すぐに置いていかれてしまうかもしれませんが、こうした経験を通して自分に何が足りないのかが良く見えると思います。

こう書いているうちに、私も自分のBook Club作ってみたくなってしまいました(笑)。

Book Club(英語読書会)は都内で結構開催されています。以下のリンクをご覧いただき、興味のありそうな本があったら是非飛び込んでみてくださいね!

Book Club MeetUps Tokyo

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Posted by Masafumi Otsuka

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