oDeskの衝撃

先日、クラウドソーシング・サミットというイベントがありまして、私がよく使っているoDeskという海外のアウトソーシングサイトについてゲストスピーカーとして話してきました。プレゼンの最後に海外アウトソーシングの雰囲気を掴んでもらおうと、実際にパキスタン人デザイナーにポスターを発注したときの動画を見ていただきました。皆さん、結構衝撃を受けていましたので、まずはその2分弱の動画をシェアさせていただきます。特に47秒過ぎあたりがすごい。

日本人の英語に一番厳しいのは日本人

「(英語を)日本人がいない中では普通に話せるのだが、一人でもいると話しづらい…」
先日都知事が英語で行った以下のツイートが話題になっていることを友人が教えてくれました。
We held the first Tokyo Olympic Games as a developing country in 1964. I want make sophysticated events as a leading country next time.
当然、こうした綴り、文法共に間違ったツイートをすると英語の専門家が黙っていません。ビジネス英会話の専門家、慶応大学の日向先生がご自身のブログで、以下のような厳しいことを書いていました。
読売新聞の記事によると都知事の英語によるツイートはオリンピック招致が目的とのこと。しかし、このような意味不明の英語ツイートでは逆効果というものでしょう。

即答なんて出来なくても良い

「何か聞かれたら即答出来ないとダメ。これが出来ないと頭が悪いと思われる。」
頭の回転の速い人は思っても見ないことを聞かれてもスッと何か思いついて、すぐ言葉に出てくる。私の周りには結構そういう人が多く、いつも「すごい」、「そうあるべきだ」と思っていました。
しかし先日ある外資系企業の人材育成担当者に「(英語で)いきなり何かを聞かれ、即答出来るような研修を作れないか」と相談され、ちょっとしたa-ha moment (気付きの瞬間)がありました。「別に即答なんて出来なくてもいいんじゃないか」と。