Unlearning

  • unlearning理解出来ていないのは自分だけなのではないか(止めて聞いたら周りに迷惑がかかるのでは)
  • 思いついたことが場違いなことではないか(そう思っているのは自分だけのでは)
  • 違うと反論され、何も言い返せないのでは(自爆してしまうのでは)

MBA留学をしていた時、私はこういった思考に呪われていました。私が行った学校の授業が全てケーススタディーで行われ、成績の半分が授業中の発言で決まる。3回連続発言しない授業が出てくると非常にマズイ。仕方なく勇気を振り絞って何かを言っては、「何であんなことを言ってしまったんだ!?」と帰って布団をかぶっては叫ぶ。この繰り返しでした。

日本人が「恥」と考える行為が、グローバルでは「信用」につながる!?

seibu「なお(中略)サーベラス・グループによる西武鉄道の一部路線廃止や埼玉西部ライオンズの売却の可能性などが報じられており、皆さまには大変なご心配・ご迷惑をおかけしておりますが、当社といたしましては、そのような考えは一切ございません。」

「武士に二言なし」、「朝令暮改」に代表されるように日本では一度口に出した言葉は取り戻せない。そういう人は信用出来ないと考えられます。それだけ話す内容を注意深く考え、使う言葉を入念に選ばなければいけません。先日行われた西武HDの株主総会前のドタバタ騒動を見ていてこれが良く分かります。

デザイン・センスを磨く

cover_designまずはちょこっと告知。6/18(火) のNHKクローズアップ現代に出ます。「急拡大する“クラウドソーシング”」という特集で19:30より放送します(実際の放送はこちらで御覧頂けます)。

さて、今回のブログ記事。まずは右の2つの画像を見てください。これは先日行ったセミナーでの成果物です。受講生を2グループに別け、現地にいるバングラデシュ人とアメリカ人グラフィック・デザイナーを各グループに割り当て、ビデオSkypeで登場してもらい、一緒になって世界で勝負出来そうな和書の英語翻訳版の表紙をデザインするというプロジェクトに挑戦してもらいました。

研修とリアルの境をなくす究極のグローバルOJTとは?

odesk_project「だったらoDeskを使って世界に打って出るプロジェクトを作りましょうよ!」

先月からあるベンチャー企業で英語によるDiscussion研修をやる予定が、「Discussionはバーが高すぎる」と役員会に通らなかったらしく、社長に「残念だけど今回はパス。でも研修の最後にやるoDesk(グローバルアウトソーシングサイト)を使って世界中の人材を使いこなす体験をさせる部分は通常業務に組み入れたいとかなり喰いつきが良かったよ」と聞き、思わず冒頭の言葉を口にしていました。

「研修は収益に直結させなければ意味がない」と思いつつ、きちんと投資対効果を測る仕組みが作れないのを残念に思っていました。