コミュニケーション力が低い人の特徴

コミュニケーション力が低い人の特徴


Communication Circleコミュニケーションは線ではなく円である。「だってあの時言ったじゃん!」とまるで伝えたいことを言った段階で自分の役割は完了と(後で問題が起きた時)文句を言う人がいるが、相手が伝えたメッセージを正確に受け止めていなかったらコミュニケーションは成立していない。
- Michael Shurtleff (Casting Director)

最近読み終わった“ザ・オーディション(マイケル・ショトレフ著)”という役者向けのオーディション準備本が面白い。これは7月に即興演劇(インプロ)の合宿に参加した際(詳しくはこちら)の時にSuggestされた本の一つで、著者は多くの大ヒットブロードウェイ・ミュジカルやハリウッド映画の配役を手がけたキャスティングの神といわれている人。本の中でActive Listeningについて書いた箇所があり、大きくinspireされました。

Auditionザ・オーディション―ハリウッド、ブロードウエイの有名プロデューサーが明かす仕事を獲得するために知っておきたい自己表現術冒頭の引用。よく「だってあの時、いったじゃん!」とあとで伝わっていなかったことが発覚した時にまるでメッセージを受け取れなかった相手が悪いような態度でいう人(はい、私もやってしまいます・笑)がいますが、こういう方はコミュニケーション力は低いとShuleff氏はいいます。そして

コミュニケーションを行うにはまず(情報を)発する側と受け取る側が必要。受け取る側は発する側に受け取ったことを伝えないといけない。そこで円が成立し、初めて完結する。

と。さらに

円を完結するには情報を発する側は:

  1. 伝えたいメッセージを明確にする
  2. 受け取る側が本当に受け取ったかを確認する

必要があり、受け取る側は

  1. メッセージを誤解なく理解していないか、メッセージを自分の言葉でまとめ
  2. さらに発する側にそれを伝え、メッセージを正確に理解したということをきちんとシグナルすること

このプロセスが一つでも抜けるとコミュニケーションは成立しない。

と。いつも受け取る側に焦点を当てて、いかにActive Listeningが大切かについて書いてきましたが、発する側も全く同じ。受け手がしっかりと伝わったかどうか確認するという意味において、責任の半分は負っている。

良く「黙って聞け」的な威圧オーラを出し、後で期待していたものと別のものが上がってくると怒っている人を見かけますが、そういった人は自ら円を完結することを放棄している以上、コミュニケーション力が低いといわざるを得ない。コミュニケーションはあくまでも双方向で行うものですから…

参考記事
分からないことをその場で「分からない」というスキル
Active Listeningを妨げる壁


Posted by Masafumi Otsuka

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