“I think”より”How about”を使おう!

conversation_ballミーティング中、意見やideaを出すとその後に変な間(沈黙)が出来てしまい、『理解されなかったのではないか』とか『何か場違いなことを言ってしまったのではないか』と不安になる。」

という悩みを聞きます。そこでその人がどんな風にグローバル会議で意見やideaを入れているのかをチェックしてみると、一点気づくことがあります。

何かideaや意見を入れる時、“I think…”から発言を始めている。

「Teachingの神」に学ぶ、良いteachingとは

Yiorgos_Allayannis20年弱前、アメリカにMBA(経営学修士)留学した時に、「Teachingの神」と呼ばれるファイナンスの教授がいた。

授業時間は90分。クラスが始まる数分前に、コーヒーを持ちながらフラフラと入ってきて、雑談しているうちに、催眠術にでもかけられたかのように、どんどん深い集中状態に入っていく。そしてその集中力は一瞬たりとも切れない。

「はい。今回のdiscussionは終わり。」と言われて、一気に現実に引き戻され、「もう90分経ったのか?」と驚く。あまりにも過集中の状態が続いていたので、終わった後、ドーっと脳が疲れる。

何か聞かれたら聞き返えす習慣をつけよう

ask_back外国人:"What do you think?"
日本人:"I think ***.”
(沈黙...)
外国人:”What do you think?”
日本人:”I think ***."
(沈黙...)

「普通に英語で意見を言ったりコミュニケーションを図ることは出来るが、会話がなかなか発展していかない(続かない)。」という相談をよく受けます。

Agree出来ない時こそmeetingで貢献するチャンス

disagree「ミーティングで相手の言ったことにagreeできなくなった瞬間に集中力が切れてしまい、参加しようとする気持ちが萎えてしまう」

という相談をよく受けますが、私は

Agree出来ない時こそミーティングに貢献するチャンス。発言しないとダメ。

と伝えます。すると

グローバル会議で発言できない一番の理由

japanese_communication「グローバル会議に参加する為に、どのように英語力を上げていけば良いのか?」とよく聞かれます。私は英語力よりも

話の内容が分からなくなった瞬間に話し手を遮り、どこが理解できないのかを具体的に伝え、理解できるまで何度でも確認するスキル

を身につける方が大切だと答えています。すると

「英語力よりもそんな当たり前のことが何故大切なんですか?」

帰国子女の苦悩

帰国子女の苦悩帰国子女はグローバルミーティングなどで、日本人とネイティブとの間に入り、双方のbridge的な役割を期待されますが、それが機能しているケースが少ないように感じます。

Bridgeになるどころか逆にネイティブのように振る舞ってしまい、周りの日本人を置いていってしまっているケースの方が多い。以前あるグローバル企業に勤める日本人が

「せっかく英語によるミーティングが良いスピードで進んでいて、しっかりと参加できていたのに、帰国子女の人が入った瞬間、話すスピードが一気に上がり置いていかれてしまう。」

ダメ出しではなく「良い出し」のススメ

positive reinforcement「良い出し(positive reinforcement)」という言葉はご存知でしょうか。「ダメ出し(negative reinforcement)」は部下や生徒などが望ましくない行動を取った瞬間にそれを指摘し、改めさせるために行うものに対して、「良い出し」は望ましい行動を取った瞬間にそれを指摘し、継続的にその望ましい行動を促すために行うもの。

ちょっとイメージしづらいと思うので具体的に書くと、「ダメ出し」は「ほら、そうやったらダメでしょう。こうしなさい!」と注意をするのに対し、「良い出し」は「今の**(具体的な行動)、とてもいいね!その調子で続けてね。」という伝える行為。

グローバルミーティングで日本語を活用しよう

using japanese「置いていかれている日本人がいたら一度議論を止めて、相手(ネイティブ)に断った上で日本語を使って日本人同士内容を確認しあった方が良い。」

数年前はこんなことを考えもしませんでしたが、最近、グローバルミーティングやワークショップのファシリテートをしていて、全て英語でやろうとせず、もっと日本語を活用した方が良いのではないかと感じるようになってきています。何故か。

根回しが何故日本人に必要なのか、ちゃんと説明しよう

nemawashi2"Nemawashi is cheating!”

根回し。これが何故必要なのか特に欧米人には分かりづらい。先日ある日本企業の東京本社にいる外国人駐在員と話していたら

「一部の人達(日本人同士)だけで事前に物事を決め、それをオープンにせず、決まっていないように装い、ミーティングを行う。これは明らかにcheatingだ!」

ネイティブ同士が話し出し、スピードが急に上がった時にやるべきこと

speed1「ネイティブが一人しか出席していないミーティングではゆっくりと話してくれるのですが、複数ネイティブがいて、ネイティブ同士が直接話し始めた瞬間、一気にスピードが上がって置いていかれる。」

以前「最も大切な英語フレーズ」というブログ記事で、グローバル・コミュニケーションの一丁目一番地は

「ネイティブの話すスピードに自分が合わせるのではなく、自分にとってcomfortableなスピードにネイティブをslow downさせること」