顧客体験を上げるには従業員体験をまず上げよう


engaged_employeeEmployee Engagementという言葉をご存知でしょうか。米Forbes誌によると

Employee engagementとは従業員が企業やそのゴールに対して抱いているemotionalなコミットメント

と定義しています。このemployee engagementの指標。ここ数年、外資系グローバル企業の中でhot topicになっており、employee engagement scoreが前年に比べて大きく落ちた部署や、他の国に比べて低く出た場合、その原因を探って欲しいと、私のような外部ファシリテーターを雇い、ワークショップを行い、その原因を究明し、このスコアをいかにあげていくべきか、トップマネージメントは真剣に考えています。

何故eye contactが大事なのか


eye_contact理解しているのであれば大きく頷く。理解できていなければ首を大きく傾げる。企業でグローバルコミュニケーション研修を行う際、英単語・英語表現を学ぶ以前に、私は真っ先にここからトレーニングします。

話をしている相手(外国人)に対し、自分はちゃんと理解できているかどうか、しっかりと表情でシグナルするトレーニングです。

コミュニケーション力の高い外国人がeye contactをする目的はここにあります。

美談に騙されていはいけない


美談に騙されてはならない"Do everything because you never know where the great idea come from."
-Dale Dauten

1950年代の初め、Don Cooper氏は米キャンザス市の病院でインターンをしていた。するとある男性が身体中痛を訴え、病院に入ってきた。若いCooper氏が診察を始めると男性は急に怒り出し、終始非協力的で接してきた。そこでCooper氏はこの患者に必要なのは精神科治療であると診断。先輩医師と相談の上、まず精神安定剤の投与で落ち着かせ、その後精神科へ移つそうと決める。

危機意識、Creativity、チームビルディングを同時に開発するワークショップ


Scenario Planningシナリオ・プランニングというワークショップはご存知でしょうか。

3年前に友人でスタイリッシュ・アイディアというコンサルティング会社を経営している新井宏征さんから教えていただいたもので、社内の人間を10〜30人集め、10年後に誰もが起こらないと思っているような突発的な出来事をみんなで出し合い、起こる確率は低いかもしれないが起こったら自社のビジネスに大きく影響する出来事を2つに絞るところから始めます。

例えば昨年外資系化学品会社のChange Management Training

何故出来る人ほど初心者に教えるのが下手なのか


Teaching Beginners今更ですが、昨年の新年の抱負として、大型バイクのハーレーを買うと目標を立て、ちょうど一年前にバイクの免許を取りに行くことからスタートしました。

40歳を過ぎて中型二輪免許、その後大型二輪免許を取る。20年以上ぶりに教習所に通うことになりましたが、そこで大きく感じたこと。

教官の教えるスキルが低すぎる。。。

21世紀の悪夢


homo_deus1923年にノーベル文学賞作家のAnatole Franceと当時その美貌とダンスの才能で時代の寵児だったIsadora Duncanがある雑誌で対談。「私の美とあなたの頭脳を持つ凄い子供。想像しただけでワクワクしません?」とDuncan氏が尋ねたところ、「いや、私の醜さとあなたの頭脳を持つ子が出来ることを想像した方がゾッとする」とFrance氏は切り返したといいます。

この話。昨年読んだ本の中でぶっちぎりNo.1だったHomo Deus(Yuval Noah Harari著)という本の中に出てきた話。この本。10年前に「フラット化する世界」を読んだ時以上に大きな衝撃を受けました。Harari氏曰く

ミッションとパッションどちらの方が大切か


passion X purposeThe Power of MomentsというStanford大学のビジネススクール教授が書いた本を読んでていて、面白い話を発見。ミッション(本ではpurposeと表記)とpassionどちらの方が大事かという話。

もちろん両方持っていればいうことなしですが、従業員にどちらか一方を求めるとしたらどちらの方が良いか。UCバークレーのハンセン教授が行なった実験が面白い。

まず合計5,000人の従業員とそのマネージャーに対しアンケートをとる。質問例として

給与・やりがいを抑えて社員のモチベーションを上げるランキング1位になったものは


love jobあるアメリカの大学の研究者が「社員のモチベーションを上げる要因」に関して実施された調査を過去に遡って調べ、比較対象できる1946年、1980年、1986年、1992年の4つの調査レポートを発見。

どのレポートも社員に対し、「仕事上、モチベーションを上がるのは何か?」という質問に対し、あらかじめ用意された答えの優先順位をつけさせたといいます。「やりがいのある仕事」、「安定雇用」、「高い給与」、「仲間意識」などが常に上位に選ばれていたらしい。

一瞬で考えをまとめ、伝え切るスキル


brain_shart「いま一番身につけたい英語のスキルは、ミーティング中に、コメントを入れたいと思った時、瞬時に考えをまとめ、淀みなく伝え切るスキルです。」

最近Global meetingでいかに発言・貢献していくかという企業研修をやっていて、どんなスキルを身につけたいかを聞くとこう答える人が多い。これが出来ないため、

「議論に飛び込むことに躊躇してしまい、その間、話が先に進んでしまう。結局発言できないまま、会議が終わってしまい悔しい。」

チームビルディングは遊びではない


team building私は日本企業のグローバル化教育に携わっていますが、外国人社員とチームビルディングをほとんどしない日本企業がとても気になっています。チームビルディングは遊びだと思っている。

海外出張に行く際、外国人チームメンバーと仕事だけでなく、少なくても午後半休を取って、一緒に観光や買い物、ハイキングなど個人的な関係を築く時間を作る。こういったことをほとんどやらない。

「何故やらないのか?」とある日本人に聞いたところ、「そんなことをしたらサボっているのではないかと上司に怒られてしまう」という。